本文へ移動

技術センター

技術センター
地方行政や大学研究室などと連携して、技術上の問題解決に向けて各種試験を行っています。
こちらでは、技術センターの概要や沿革、試験機器についてご紹介します。

業務内容

  • ユーザーに対するコンクリートなどの技術協力および指導・教育に関する業務
  • 新技術の研究開発情報・資料の収集および提供に関する業務
  • JIS A 5308の審査事項に係る受託試験・その他の材料・コンクリート試験および生コンクリートの品質確保および向上のための試験・検査業務

主な試験項目

  • コンクリートの圧縮強度試験(JIS A 1108)
  • コンクリートの曲げ強度試験(JIS A 1106)
  • 塩分含有量測定器の検査(ZKT-301)
  • アンボンドキャッピングに用いるゴム硬さ試験機の検査方法(ZKT-208)
  • 骨材のアルカリシリカ反応性試験(化学法 JIS A 1145)
  • 骨材のアルカリシリカ反応性試験(モルタルバー法 JIS A 1146)
  • 骨材のふるい分け試験(JIS A 1102)
  • 細骨材の密度および吸水率試験(JIS A 1109)
  • 粗骨材の密度および吸水率試験(JIS A 1110)
  • 骨材の単位容積質量および実積率試験(JIS A 1104)
  • 粒形判定実積率試験(JIS A 5005 7.6)
  • 骨材の微粒分量試験(JIS A 1103)
  • ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験(JIS A 1121)
  • 硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験(JIS A 1122)
  • 細骨材の有機不純物試験(JIS A 1105)
  • 骨材中に含まれる粘土塊量の試験(JIS A 1137)
  • 骨材の塩化物量試験(NaCl)(JIS A 5308附属書JA.10p)
  • セメントの物理試験(JIS R 5201 11 強さ試験(圧縮強さ))
  • レディーミクストコンクリートの練混ぜに用いる水(JIS A 5308附属書JC.7 水の試験)

その他試験項目

  • コンクリートの静弾性係数試験(JIS A 1149)
  • コンクリートの中性化深さの測定(コア等の供試体 JIS A 1152)
  • 金属材料引張試験(鉄筋D41以下 JIS Z 2241)
  • コア供試体の端面のカット・研磨仕上げ(JIS A 1132 4.4.2)
  • 硬化コンクリート中に含まれる塩化物イオンの試験(JIS A 1154)
  • コンクリートに関する検査および診断
恒温恒湿室
恒温恒湿室
養生水槽
養生水槽
pH中和処理装置
pH中和処理装置

ISO/IEC17025 JNLA登録試験事業者

ISO/IEC17025 JNLA登録試験事業者
奈良県生コンクリート工業組合技術センターは、IAJapanにより国際規格「ISO/IEC17025」に適合している試験所としてJNLA登録試験事業者に登録されました。
当試験所は、中立の第三者試験機関としてISO/IEC17025に適合した品質システムを運営し、公正・公平な常に信頼性の高い試験報告書を適正な価格で迅速に提供することを目的としています。

登録番号
090292JP
登録区分
  • コンクリート・セメント等無機系材料強度試験 JIS A 1106
  • コンクリート・セメント等無機系材料強度試験 JIS A 1108
  • 骨材試験 JIS A 1110
JNLAとは…
産業標準化法(JIS法)に基づく試験事業者登録制度(Japan National Laboratory Accreditation system)の略称になります。「ISO/IEC17025 試験所・校正機関の能力に関する一般要求事項」に適合し、特定の試験を行える技術的な能力がある試験所を登録・認定する制度です。

技術センター概要

名称
奈良県生コンクリート工業組合 技術センター
所在地
〒633-0017 奈良県桜井市大字慈恩寺819-1
設立
1998年4月1日
技術センター

沿革

1998年4月
中小企業近代化促進法による構造改善事業の主要事業の一つとして、「奈良県生コンクリート工業組合共同試験場」を設立し業務開始する。
1998年10月
JIS A 5308審査事項で認められた「外部試験機関」として、全国生コンクリート連合会より「認定共同試験場」という認定を受ける。(全生工組連認定 第78号)
2001年9月
「骨材のアルカリシリカ反応性試験の試験機関」として奈良県土木部より認定を受ける。(技第99号)
2001年10月
試験場の名称を「奈良県生コンクリート工業組合技術センター共同試験場」に変更する。
2001年12月
「公的試験機関に準ずる試験機関」として、国土交通省近畿地方整備局より認定を受ける。
2003年10月
財団法人 日本適合性認定協会(The Japan Accreditation Board for QualitySystem Registrarion:JAB)より「ISO/IEC17025」の試験所認定を受ける。
2004年4月
中立の第三者試験機関として公平・公正で正確な信頼できる試験業務を行うことを目的に、分離独立のうえ、その名称を「有限責任中間法人奈良県技術センター」と変更する。
2004年9月
大阪府内建築行政連絡協議会より「コンクリート工事に関する取扱要領に基づく登録試験所」に認定される。
2009年6月
試験所の名称を「奈良県生コンクリート工業組合 技術センター」に変更する。
2009年12月
JNLA登録試験事業者として登録される。
2017年12月
奈良県桜井市に移転する。

主な試験機器

2000kN 全自動コンクリート圧縮強度試験機

2000kN 全自動コンクリート圧縮強度試験機
メーカー
株式会社マルイ
型式
MIE-732-1-02型
方式
電気油圧式サーボ方式/電子式タッチパネル方式
精度
JIS B 7721 1等級以上
能力
2000kN 5レンジ(100,200,500,1000,2000kN)

1000kN 万能試験機

1000kN 万能試験機
メーカー
株式会社マルイ
型式
MIE-735-1-01型
方式
電気油圧式サーボ方式/電子式タッチパネル方式
精度
JIS B 7721 1等級以上
能力
1000kN 6レンジ(20,50,100,200,500,2100kN)
用途
鋼材の引張試験・コンクリートの曲げ試験用

200kN 全自動モルタル圧縮強度試験機

200kN 全自動モルタル圧縮強度試験機
メーカー
株式会社マルイ
型式
MIE-731-1-02型
方式
電気油圧式サーボ方式/電子式タッチパネル方式
精度
JIS B 7721 1等級以上
能力
200kN 5レンジ(10,20,50,100,200kN)

原子吸光光度計

原子吸光光度計
メーカー
株式会社島津製作所
型式
AA-6200
用途
骨材のアルカリシリカ反応性試験用

電気定温乾燥機

電気定温乾燥機
精度
温度制御精度±1℃
能力
ファン付き・常温から150℃

安定性試験機

安定性試験機
メーカー
株式会社マルイ
型式
MIT-658-3-24
能力
5サイクル全自動
用途
浸漬水槽(W950×D580×H500mm 200L)

恒温恒湿室

恒温恒湿室
精度
セメントの強さ試験20±2℃, 50%以上

その他の試験機器

試験項目
関連試験機器
コンクリート・セメント等の強度試験
曲げ圧縮型枠、モルタル用型枠、キャッピング用器具一式、アンボンド鋼製キャップ、モルタルミキサ、供試体端面研磨機、コンクリートカッター、恒温水循環装置および養生水槽、テーブルバイブレータ
骨材試験
はかり・ふるい・乾燥機・試料分取器など
ふるい分け
はかり・ふるい・試料分取器・乾燥機・デシケータなど
単位容積質量
はかり・マス・突き棒など
有機不純物
はかり・ガラス容器・試薬・色見本など
密度・吸水率
はかり・ピクノメータ・試料分取器・コーン・突き棒・乾燥機・金網かご・デシケータなど
すりへり
ロサンゼルス試験機・鋼球・はかり・ふるい・乾燥機など
安定性
全自動式安定性試験装置・はかり・ふるい・金網かご・乾燥機・試薬など
粘土塊量
はかり・ふるい・乾燥機・試料分取器など
アルカリシリカ反応性
ジョークラッシャ・ブラウン粉砕機・ふるい・乾燥機・試料分取器・はかり・反応容器・恒温水槽・ウォータバス・サンドバス・原子吸光光度計・電気炉・テーブルバイブレータ・試薬・分析用器具・モルタルミキサ・モルタル型枠・貯蔵容器・コンパレータ・恒温恒湿養生槽・試薬など
骨材の塩化物
はかり・乾燥機・ガラス器具・試薬など
その他
練混ぜ水
はかり・ガラス器具・吸引ろ過装置・乾燥機・デシケータ・pH測定器・モルタルミキサビガー針装置および凝結試験機・モルタル型枠・テーブルバイブレータ・試薬など
ゴム硬さ試験機の検査
デュロメータテスタ・タイプAデュロメータ・基準分銅
塩分含有量測定器
はかり・ガラス器具・吸引ろ過装置・試薬など
計測機器
ノギス・平形スコヤ・平面度測定器・標準ガラス製温度計・ゲージブロック・基準分銅・温度データロガー・温度湿度データロガー・水銀およびアルコール温度計
排水処理
pH制御ユニット
TOPへ戻る